電子申請の業務
社会保険労務士の業務と電子申請
会社を立ち上げるとさまざまな付帯業務が発生します。特に人を雇うと社会保険や労働保険の雑多な手続きや労働条件、就業規則などの作成が
必要となりますが、これらは「面倒でわかりにくい」と感じる方が多いようです。社会保険労務士は、これら社会保険や労働保険などの法律、
人事・労務関係の専門家。採用から退職、年金に至るまで、企業を支える人材を管理する知識を身に着けています。
国家資格の一つで、厚生労働大臣が年一回実施する社会保険労務士試験に合格し、かつ2年以上の実務経験があり、全国社会保険労務士会連合会の
社会保険労務士名簿に登録された者と法律に定められています。社労士がコンサルティングする問題には、就業規則の作成や変更、労働条件の作成、
賃金制度、個別労働関係紛争の未然防止、安全衛生管理、福利厚生などがあげられます。これらを工夫することでトラブルを未然に防ぎ、
従業員のやる気を引き出すことにもつながります。
また年金に関する各種相談や書類の代理作成、行政への請求書提出なども社労士の仕事。社会保険、労働保険関係の手続きの代行も承ります。
人事・労務関係の申請や届け出は随時発生しますが、最近ではインターネットを利用してパソコンから処理できる電子申請が可能な手続きが増えました。
さらに社労士の電子署名があれば事業主の電子署名が不要となる手続きも増えているので、電子申請が可能な社労士に依頼すれば手続きにかかる時間を
短縮できます。雑多な手続きに煩わされることもなくなりますし、「手続きを忘れていて追徴金を課された」といった失敗を防げるので安心です。
特に解雇や労働時間、未払い残業、問題社員への対応、労災事故などは会社を運営する上で大きな問題となって立ちはだかります。経験豊富な社労士という
専門家に任せ、会社の経営、業績の向上という大きな目標に専念しましょう。 |
