社会保険労務士


社会保険労務士

社会保険労務士という資格
社会保険労務士制度が生まれたのは昭和43年。戦後いわゆる労働三法(労働基準法、労働組合法、労働関係調整法)が生まれ、労働者の権利が
声高に叫ばれるようになると、それまで絶対的立場だった雇用主と弱い立場であった労働者が対等な立場で対立する場面が出てきました。
こういったトラブルを解決に導くには、冷静な第三者の目が必要です。また社会保険や労働保険に関する法律は複雑で分かりにくく、過不足なく手続きを
行って企業経営を円滑に進めていくためにはそれに特化した専門家が必要とされました。こうした背景から生まれた人事や労務の専門家が社会保険労務士です。

社会保険労務士は、厚生労働大臣が年一回実施する社会保険労務士試験に合格し、かつ2年以上の実務経験があり、全国社会保険労務士会連合会の
社会保険労務士名簿に登録された者と法律に定められています。国家資格で、労働保険や社会保険に関する行政機関への書類を作成したり、届出や
申請を代行したりすることが認められているのは社労士だけです。これだけでも煩雑な処理業務から社員が解放されますし、専門の社労士なら制度を
把握しているためスムーズに処理できます。必要な時に依頼すれば、経費の節減にもつながります。

近年では社労士による電子申請も可能になっているので、さらに依頼した際のメリットは増しているといえます。さらに、社労士は人を扱う専門家。
解雇や未払い残業などトラブル対応や、煩雑な給与計算、就業規則の作成、高齢者の活用方法指導、雇用関連助成金の手続きなど労務関係全般の
コンサルティングも業務に含まれています。もし保険の算定業務で計算が間違っており、大幅な不利益を被った従業員に訴えられた場合、賠償金や
企業イメージの低下という大きな損失がまっています。トラブルを未然に防ぐため、専門家である社労士を活用しましょう。

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